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2015年3月に作成された投稿

2015年3月31日 (火)

帰国

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日本に帰国しました。2週間いなかっただけなのに季節は移ろい春の陽気、何か不思議な感覚です。

久しぶりにニカラグアに行き、10年来の知り合いであるスラムの人たちに会いました。生活は相変わらず素朴でしたが、その中でも生活が向上した人もいました。トタンで作ったボロボロの小屋に住んでいて路上で物売りをしていた女の子は、結婚して、子供を産んで、政府から支給された小さな家には冷蔵庫もありました。

もちろんより苦しい生活を営んでいる人々もたくさんいます。仕事をせず日中も酒を飲みながら酔っぱらって路上でたむろする若者、生後3か月の赤ん坊を残して亡くなった母親、など。

やはり、こういう場所にいると人の生き方の多様さに圧倒され、色々と考えさせられることが多々あります。

分かっていながらも日々の生活の忙しさの中で、自分たちが同じ地球上で生きていることすら想像することは難しいものです。

僕はこの場所で子供たちや大人たちと大きな絵を描いてきたのですが、この活動も特に彼らに経済的な潤いを与えるものでもなければ、食糧や医療など生きていく上で必要なものでもありません。

なぜこんなことをしているのだろう?と自問自答しながら迷いもありますが、色を幾度と塗り重ねて制作しているうちに何らかの喜びや、温もりのような感覚がじわじわと内側に芽生えてくるのです。

その感覚はアートの持っている一つの可能性なのかもしれません。小さなことではありますが、この活動を通してそんな温もりのようなものを波及することができれば幸いなものです。

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2015年3月26日 (木)

2枚目完成

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2枚目の壁画が出来上がりました!
子供達も周りの大人たちも興奮気味にガシガシと色を塗り重ね、アートというものを楽しんでくれたようです。
何とかまとまりのある絵になったかな。

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2015年3月24日 (火)

2枚目

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2枚目はかなりアートなプロセスで製作中。

色とりどりの線とペンキを跳ね飛ばしたドットで自由にやりたい放題描いています。脱線、軌道修正を繰り返してハラハラ、ドキドキです。

ここまできて、ペンキ切れと暑さで本日は終了。

また明日どうなるかな?

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2015年3月23日 (月)

出来ました!

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何度も脱線しながらも、何とか完成しました!
ほとんど彼らがやってくれましたよ。

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2015年3月22日 (日)

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壁画が少しずつできてきました!
日中の陽射しがハンパなく強くキツいです。

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2015年3月21日 (土)

壁画はじまりました

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壁画、始まりました。
色を塗りはじめると、どんどん子供も大人も集まってきてワイワイいってペタペタやってくれました。まずは下地から。

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2015年3月19日 (木)

再会

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首都マナグアの中心部にルイス アルフォンソ公園という大きな公園があります。
以前、ここは大変荒廃した場所で、公園内には瓦礫のビルとその脇には廃材で作られた掘っ立て小屋が立ち並び、小規模なスラムが形成されていました。
僕は10年前にこの場所でそこの子供達を集めアートの青空教室をしていたことがあったのですが、久しぶりにこの場所を訪れると、公園はすっかり様変わりしていて、立派な遊具やサッカー場などが建設されて、スラムの姿が一つもありませんでした。
幸運にも、そのスラムで暮らしていた一部の人々は政府から郊外の小さな家(プレハブの簡素な家)を無料で支給されたようで、3年ほど前にそこに移り住んだのです。
今日はそのコミュニティーを訪問し、久々にあのスラムの人たちに会ってきました。初めて会ったときはまだ子供だった彼らもすっかり大人になり、子供もいたりして、ボロボロの掘っ立て小屋に住んでいた家族も壁と屋根のある家で暮らしていたり、その変容ぶりに驚きあり、感動ありの1日でした。
明日は、当時僕と遊んでいた大人になった子供達と、またその子供達が加わって壁画制作をはじめる予定です。

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2015年3月18日 (水)

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フライトの遅延や長時間のトランジットを繰り返し、2日かけてやっと中米のニカラグアに到着しました。久々の渡航でやや緊張ぎみではありますが、またスラムの子供達と大きな絵を描いて来ようと思います。

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